東京・三鷹にソーシャルグッドなパン屋さんが登場し、注目を集めている。2019年末にオープンした高級食パン専門店「ぷくぷく食麵麭（しょくぱん） 」だ。
身体に優しい厳選食材を水素アルカリイオン水で丁寧に仕込み、低温熟成の「湯種製法」で作り上げた生地を溶岩窯でじっくり焼成。食品添加物を使わない、素材の力溢れる極上の食パンができあがりました。
ぷくぷく食麵麭HPより
とことんこだわった原材料が嬉しい２種類の食パンは、ちぎって食べ始めるともう手が止まりません・・・。
白食麵麭（しろしょくぱん） 国産小麦、天然酵母、太白胡麻油を使い、もっちりしっとり！（864円）
生食麵麭（なましょくぱん） 四つ葉バター、四つ葉生クリームを使った極上のまろやかさ！（972円）
筆者の推しは、植物性食品だけで作られた「白食麵麭」。水素アルカリイオン水に、北海道産と福岡産の小麦粉に天然酵母・・ととにかくこだわり抜いた材料で作り上げたシンプルなパンは、ごまかしの効かない真っ直ぐな美味しさ。バターではなく太白胡麻油を使用している為、もっちりしっとり感がなんとも上品で、和の食材とも相性抜群。決して自己主張しすぎず、おかずをそっと引き立てる、まるで土鍋で炊いた上質な白米のよう。末長く愛すべき存在です。
ちょっと待って？どのあたりがSDGs? 何がソーシャルグッド？
安心・安全なパンを子どもたちに食べてもらいたい。そして、障がいのある人たちが心地よく働ける環境を作りたい。
ぷくぷく食麵麭HPより
実は、このパン屋さん、社会福祉法人いたるセンターが経営しているのです。2009年に東京・荻窪にオープンした姉妹店「パン工房 Puku Puku」では、食パンの匠の指導の下、障がいのある人や外国人技能実習生、シングルマザーたちが生き生きと働いています。”誰も取り残さない”を目指し具現化する、まさにSDGsな高級食パン店！
そして2019年末、もっと沢山の人に安心で安全なパンを届けたいとの思いから、東京・三鷹に高級食パン専門店「ぷくぷく食麵麭」がオープン。”社会的に立場の弱い人たちがもっと働ける環境を作りたい”という思いから開業に至ったという。三鷹店でも、働く人たちの事情、体調を考慮した柔軟な働き方を受け入れているとのことで、長年引きこもりだった人が働けるようになったというから素晴らしい。食パンの味わいも奥深いが、お店の思いが実に奥深い。
こちらのオンラインショップで全国に届けてくれます。ぜひお試しください！
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